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国際結婚マニュアルクールジャパンを彼に紹介vol.3「カッコイイ日本の魅力」を国内外へ発信する「クールジャパン」。 和食味噌汁味噌汁は、家庭料理でも日常で作られるほか、料亭や食堂など、色々な場所で食べることが出来ます。昆布や煮干、削り節などで取った出汁と、様々な食材と味噌で作られます。 出汁(ダシ)和食には出汁を使う料理がたくさんあります。出汁は、うまみの強い食材から、うまみの成分を抽出して作ります。主に、昆布や、カツオ(削り節)、イリコ(煮干し)、干し椎茸などを使って出汁を取ります。出汁を取るのは難しくはありませんが、最近では液体の出汁や顆粒の出汁が販売され、手軽に料理が作れるようになりました。 一汁三菜一汁三菜。日本人なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?汁は味噌汁などの汁物。菜はオカズのことで、副菜2種と主菜1種になります。三菜は、なます(酢の物や和え物など)・平皿(煮物など)・焼き物(焼き魚など)になります。そして、それに主食(ごはん)が加わります。 漬物(香の物、お新香)日本の漬物は、塩や醤油、味噌、酢、粕などに漬けて作ります。発酵させるため、香りが強い物が多いのが漬物の特徴。代表的な物は、梅干、沢庵。保存が利き、昔から愛されていますが、塩分が多いため食べ過ぎに注意しましょう。 お寿司外国人になじみの深い和食と言えば、お寿司です。クールジャパンと言えば握り寿司のようなイメージもありますが、実は握った酢飯の上に魚介類をのせた握り寿司の歴史は江戸時代から。ちらし寿司、五目寿司、稲荷寿司、巻寿司、なれ寿司、押し寿司など日本には古くから様々なお寿司があります。手巻き寿司パーティーなどをして、クールジャパンを楽しんでもらってはいかがでしょう? おめでたい時の食べ物おめでたい時に食べる食べ物が赤飯です。また、ひな祭りなどのお祝いの際にはちらし寿司などを食べるのも一般的。稲荷寿司は昔はお祭りの日に食べるものでした。お寿司は今でも、お祝い事や特別な日の料理として食べている家庭が多いです。 おせち現在では、重箱に詰めたお正月料理が「おせち」と呼ばれています。おせち料理には、縁起物とされるおかずを作ります。黒豆は、黒く日焼けするほどマメに働けるように、長寿と健康を願って作られます。田作り(ごまめ)は、五穀豊穣。数の子は子孫繁栄。伊達巻は巻物(昔の書物)に似た形から、教養を願う縁起物。栗きんとんは、金運を願った食べ物です。このように、1品1品に意味が込められているのがおせち料理です。お正月を一緒に過ごすのなら、ぜひおせちでクールジャパンを紹介して下さい。お雑煮やお餅も忘れずに。 丼物日本人は、お米とおかずをバラバラに食べます。しかし、外国人の中にはこの食べ方が苦手な方もいます。そんな外国人から支持される和食が「丼物」です。「丼」はかきまぜて食べる派と、かきまぜずに食べる派に分かれます。かきまぜずに食べると味の濃淡が楽しめ、飽きずに食べることが出来ます。 天ぷら魚介類や野菜などを卵や小麦粉を合わせて作った衣で覆い、油で揚げて作る天ぷら。お座敷料理としても馴染みのある天ぷらは、海外でも人気のある和食です。天ぷらは、天ぷらそのものを天つゆにつけて食べても美味しいですし、蕎麦やうどん・丼物に乗せたり、添えたりするのも人気があります。庶民的な家庭料理としてだけでなく、精進料理・お座敷料理・お弁当のメニューとしても普及しています。 |