国際結婚マニュアル
ハワイのウェディング
ハワイ人男性と婚活をして、国際結婚が決まったら、どのような結婚式を挙げたいと考えていますか?
ハワイには様々な国の移民が集まっているため、ウェディングスタイルも様々です。
定番なのは、やはり教会やチャペルでのウェディング。新婦は純白のウェディングドレスに頭にレイを。新郎はタキシードにマイレ・レイを下げる方が多いのが、ハワイの特徴です。
ハワイの伝統的なウェディング
ハワイの伝統的なウェエィングでは、カフがカピワイ(聖水)を使い、結婚式となる会場を清めます。式場は、教会やホテルではありません。青空の下、ビーチや森など、自然が広がる場所で行います。
メアハパイポノマレ(レイを踊る少女)と、メアオリ(挙式アシスタント)と、参列者が、カフが清めた会場に入ります。メアオリのチャント(祈りをささげる詠唱)があり、新郎新婦の入場です。
お祝いのチャントや、儀式のフラがおこなわれ、その後誓いの言葉と聖水を飲み交わします。カパと呼ばれる布で新郎新婦を巻く「誓いの封印」の儀式が行われ、指輪とレイを交換。「ホニ」と呼ばれる、鼻と鼻を触れ合わせる誓いの儀式を行い、退場します。
現代のロコが好む結婚式
ハワイのロコたちは、基本的にはラグジュアリーなウェディングよりも、たくさんの親しい人に囲まれて盛り上がる楽しいウェディングを好みます。
式(セレモニー)はタキシードとウェディングドレスで厳粛におこなっても、その後のレセプションはにぎやか。レセプション会場に入った方から飲み始め、歓談します。ハワイアンのバンドの生演奏や、フラの披露があったり、ハワイらしいレセプションパーティーです。
引き出物の習慣は、ハワイにはありません。その代わりに、「Wedding Favor(ウェディング・フェイバー)」と呼ばれるプチギフトがレセプションのテーブルに準備されているのが一般的。数ドルから10数ドルのギフトですが、新郎新婦の個性とセンスが反映されています。
ビーチフォトウェディング
ハワイでのビーチフォトウェディングは、今とても人気があります。国際結婚の式は大変だからと、両家の許しをもらい、ビーチフォトのみですませる方も。
また、ビーチフォトと教会での挙式(もしくは神社での挙式)がセットになったものや、ビーチフォトとビーチでの挙式がセットになったものなど、色々なプランがありますので、それらを組み合わせることもおすすめです。
ビーチフォトは、一生の思い出をアルバムという形で手元に残すことが可能になります。
ohana(オハナ)
ハワイ語で、家族のことを「ohana」と言います。ハワイの方は、オハナを大切にします。新郎新婦が結婚すると、オハナが増え、つながりが大きくなります。それはとても幸せなこと。
ハワイの方と国際結婚することを決めたなら、彼と彼の家族を愛し、大切にしていく決意も必要になります。結婚式は、家族の絆を深める、厳粛で神聖な儀式です。それは、国際結婚でもかわりません。お相手の家族と、あなたの家族、全員でお祝いするのが大切なことなのです。
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