お見合いの前に知っておきたいハワイの基礎知識
国際結婚に憧れて、結婚相談所を使ってハワイで暮らす男性とお見合いするのは素敵なことです。
しかし、ただ国際結婚に憧れるだけで、ハワイについて何も知らなければ、「本当にハワイに嫁ぐ気はあるのだろうか?」と思われてしまいます。
いつかハワイに住みたいと思うのなら、最低限ハワイがどんな国なのか知っておくことはとても大切なことです。
ハワイの基礎知識
ハワイは、8つの大きな島(ハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島、ニイハウ島、カホオラウェ島)と、小さな100以上の島から出来ています。
ハワイの中心となるオアフ島は、日本からの観光客の多い島で、私たち日本人が「ハワイ」と呼んでいるのは、ほとんどの場合がこのオアフ島のことを指しています。
渡航方法
ハワイマリッジを利用してハワイに行く場合は、目的は「観光」となります。観光は、90日以内の滞在ならビザの取得は不要です。ただし、ハワイを含めアメリカ合衆国に入国する際にはエスタが必要となりますので、パスポートとエスタの申請が必要になります。エスタの申請を手間に感じるようでしたら、代行サービスを利用することもおすすめです。
ハワイへは、成田国際空港(千葉)、羽田国際空港(東京)、関西国際空港(大阪)、中部国際空港(愛知)、福岡空港(福岡)、仙台空港(宮城)、新千歳空港(北海道)から直行便が出ています。ホノルル国際空港まで約7時間のフライトです。
オアフ島以外の各島へは、ホノルル国際空港から直行便が出ています。ハワイ島コナ空港、ハワイ島ヒロ空港、マウイ島カパルイ・ウェスト・マウイ空港、モロカイ島ホオレファ空港、ラナイ島ラナイ空港、カウアイ島リフエ空港へのアクセスが出来ますので、バカンスを兼ねてお見合いに来られる際は参考にして下さい。30分~1時間ほどで到着します。
ハワイと日本の時差
ハワイは、マイナス19時間の時差がある国です。日本で夜7時の時に、ハワイではようやく真夜中の0時になります。ハワイはサマータイムを導入していませんので、夏も冬も時差は変わりません。
夕方遅くから夜に日本を出発して、朝ハワイに到着します。行きの飛行機ではなるべく寝ておきましょう。帰りの飛行機は、ハワイ出発が早朝から昼頃になり、日本に到着するのは夕方から夜になります。なるべく起きておくようにすると、時差ボケがひどくなりません。
ただし、時差の関係でハワイに着くのは同じ日付になり、ハワイから日本に着くのは翌日になります。お見合いの日時を間違えないように注意が必要です。ハワイ到着当日は、空港での手続きに時間がかかる可能性や、時差ボケで体調を崩してしまう事も考えられます。ですから、お見合いを予定すると、相手に良い印象を与えることに失敗してしまうこともあります。お見合いは翌日以降にしましょう。
ハワイ到着当日は、スパでハワイ伝統のロミロミマッサージなどでリラックスして、時差ボケ対策をしましょう。
ハワイの気候
ハワイは熱帯地区ですが、東から貿易風が吹くため、そこまで気温も湿度も高くなりません。場所によって、気候は大きく違いますが、基本的には温暖で過ごしやすい島になります。
5月~10月はハワイの乾期にあたり、雨があまり降らないため、ハワイウェディングに特に人気のある季節です。朝晩は冷え込むので、羽織物を用意しておきましょう。
10月~4月は雨期になります。雨期と言っても、スコールなどが1日に数度降りますが、日本の梅雨と違い雨が降り続くことはめったにありません。特に、オアフ島のワイキキはあまり雨が降らない地域になります。逆にハワイ島のヒロは、ほぼ1年中雨が降り続き全米一雨の降る地区だと言われています。
ハワイの言語
ハワイで使われる公用語は「ハワイ語」と「英語」です。ハワイ語を話す方は少なくなっており、現在、ハワイ語を復興しようとする活動が積極的に行われています。
日常会話では英語が主流です。結婚相談所を利用してお見合いをする場合は「英語」が必須になると考えて下さい。英語が不得意な方の中にも、お見合いの時は、手振り身振りと電子辞書を使いながらコミュニケーションを取りご結婚された方もいますが、英会話教室などに事前に通っておくと安心です。最近では、カフェでお茶を飲みながら、マンツーマンで行う英会話教室など、気負わずに会話が身に着く教室もあります。
ハワイ(特にワイキキ)では、日本語が通じるところが多いです。しかし、いざ国際結婚をする時に英語がある程度話せないと、彼の家族や近所の方とのコミュニケーションに不安を覚えるようになってしまうことも。ちなみに、ハワイ語で有名な挨拶「アロハ」は、「ようこそ」や「こんにちは」「さようなら」「愛しているよ」など、様々な意味を持つ愛情深い言葉になります。
お見合い時の服装
お見合いの時に何を着て行けばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
ハワイに住む方は、基本的にカジュアルな服装の方が多く、短パンとTシャツというラフな姿が多くみられます。しかし、お見合いの際に、ドレスコードのあるレストランなどでディナーをするかもしれません。また、カジュアルすぎる服装は、やはりお見合いには不向きです。
ハワイでも、やはりお見合いはワンピースが無難。夜は冷えますし、レストランなどの屋内は冷房が強くきいていることも多いため、薄手のカーディガンを準備しておきましょう。ムウムウは、ハワイの正装です。郷に入っては郷に従え。ムウムウを着てのお見合いも意外と喜ばれます。
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