クールジャパンを彼に~日本を代表する絵師~
絵画の世界ってよく分からない。
そんな方、意外と多いのではないでしょうか?
しかし、国際結婚を考えている女性は、婚活しながら日本の絵画について少し勉強してみませんか?
ハワイの男性含め、外国人に日本の絵画は注目されています。
◆竹久夢二
数多くの美人画で知られる竹久夢二。「大正の浮世絵師」などと呼ばれる大正ロマンを代表する画家で、児童雑誌などでも挿絵を描いていました。
雑誌や書籍の他、広告、日用雑貨、浴衣などのデザインも手がけ、近代グラフィックデザインの草分け人物です。
外国人にも人気のある絵師ですので、夢二の風呂敷などお土産に喜ばれます。国際結婚を考えて婚活中の皆様、彼のお母様にプレゼントしてみてはいかがでしょう?その際は、風呂敷の使い方を覚えて、説明出来るよう準備しておきましょう。
夢二の作品をベースにつかった浴衣なども人気です。
◆葛飾北斎
富士山と言えばこの人、江戸時代の浮世絵師の葛飾北斎。
特に有名なのは『富嶽三十六景』シリーズの「神奈川沖浪裏」です。あの独特な波のタッチは、見れば誰もが「あぁ、この絵、見たことある」と思うのではないでしょうか。「赤富士」と言う通称の「凱風快晴」も有名です。
世界的に、とても有名な絵師ですので、国際結婚をする際に、知らないと恥をかいてしまうこともあるかもしれません。1999年に発行された『ライフ』というアメリカの雑誌の「この千年で重要な功績を残した人物」で、日本人で唯一100位内にランクインしているほど有名な方なのです。
ビンセント・ヴァン・ゴッホやエドガー・ドガ、アンリ・リヴィエール、エミール・ガレなど、たくさんの芸術家に大きな影響を与えています。
◆歌川広重
『東海道五十三次』で有名な歌川広重。江戸時代。簡単に旅に出掛けることが出来ないため、当時の人々は浮世絵を買い、それを見てまだ見ぬ名勝に想いを馳せたものです。江戸から京都までの53の宿場と、活き活きと生きる商人や農民など一般の町民の姿が描かれ、53次ですが、スタートの1枚とゴールの1枚があり、合計で55枚あります。
歌川広重は、葛飾北斎と並ぶ有名な浮世絵師で、世界的にも有名です。
国際結婚をする彼と一緒に、『東海道五十三次』を見ながら、昔の日本に想いを馳せてみてはいかがでしょう?
◆横山大観
明治時代から大正、昭和にかけて活躍した、近代日本画壇の巨匠横山大観。
西洋風の先進的な画法は、明治時代の日本では受け入れられず、勢いにかける、あいまいな画風と批判され、国内での活動に行き詰まりを感じました。そこで、アメリカやヨーロッパなどの海外で展覧会を開き、そこで高い評価を得ます。その結果、日本国内でも評価が高まり日本画壇の重鎮に。
もともと海外での評価が高かった絵師ですので、彼のファンは今でも世界中にいます。国際結婚を考える彼のお父さんが実は横山大観のファンと言う可能性も。
◆狩野永徳
屏風絵と言えば、狩野永徳を思い浮かべる方が多いほど、有名な絵師。室町時代から江戸時代まで、狩野派は日本の画壇の中心でした。そんな狩野派の代表的な人で、世界的にも有名です。
そんな彼は、織田信長や豊臣秀吉、大友宗麟の命で、安土城、聚楽第、大坂城、臼杵丹生島城など障壁画や、後陽成天皇の内裏の障壁画を制作しますが、ほとんどが建物と共に消失してしまいました。
特に『洛中洛外図』が有名で、織田信長が上杉謙信に贈ったものだといわれています。京都の洛中(中心部)と洛外(郊外)を、上空から見下ろすような視界で描かれています。
◆与謝蕪村
江戸時代中期の、作家としても絵師としても有名な与謝蕪村。俳諧の巨匠でありながら、俳画の創始者でもあります。
俳諧の修行をしながら独学で絵を学び、松尾芭蕉のように旅に半生を捧げた方です。最後は京の町で家庭を持ち、還暦を過ぎたころからは句を書くように絵を描き、絵を描くように俳句を詠むようになります。
美しい物語のような与謝蕪村の描く絵。国際結婚するお相手と二人で眺めたくなる絵の世界が並びます。
★この情報は変更することがありますのでご注意下さい。
|